実際にチャレンジスクールに通った私がメリットとデメリットを紹介します!
こんにちは、とみおです。
高校受験の際に不登校でも入れる学校を調べるとチャレンジスクールというのものが出てきます。
いったいどんな学校なのだろう、ここに決めても大丈夫なのかなと不安になりますよね。
私は不登校になってチャレンジスクールに入学しましたが、通う前は不安でしかなかったです。
ですが卒業してみてとてもいい高校だったと思いますし、変われたと思います。
今回は実際にチャレンジスクールに通った私が、通ってみたメリット・デメリットを紹介していきます。
チャレンジスクールとは
チャレンジスクールとは東京都が不登校者向けに設置した高校です。
ほぼ同じような学校が大阪と神奈川ではクリエイティブスクール、埼玉にはパレットスクールという名称で設置されています。
登校時間は朝・昼・夕からで3部制といわれ、通いたい時間を受験します。
入試は志願申告書と小論文と面接からの採点で、中学時代の内申点は一切関係ありません。
当日のでき次第で合否が決まります。
このような不登校向けの高校は広がりつつありますが、まだ一部にしかありません。
今後もっと広がっていくのではないかと思いわれます
通ってみたメリット
不登校のために設置された高校ですので、不登校経験者が多く集まってきます。
他にも学校に行っていたけど学力に不安がある人などもいます。
クラスもありますが、単位制だと授業は自分で選択するので1日中一緒に授業を受けるわけではありません。
なので授業はそれほど難しくありません。
特に勉強に不安がない子には物足りないかもしれません。
私は全日制を受けるための受験勉強していましたが、入学後それほど難しいとは思いませんでした。
基礎ができていない人もたくさんいたので、勉強面ではそれほど心配はいりません。
出席してテストさえ受ければ卒業は比較的簡単にできます。
不登校に向けたための学校ですから教員も理解のある人が多いです。
もちろん好き嫌いはあるかと思います。
授業で関わる先生が多いので普通の高校よりも関わる人数が多いので仲良くもなりやすいと思います
また、校則は比較的自由です。
私のところは制服がありましたが、ほとんどは私服で髪染めなども自由です。
スマホやゲームを持って行っても大丈夫ですし、全日制の高校より全然ゆるいと思います。
あとは部活が未経験でも始めやすいと思います。
全日制の高校とは参加している大会が違く、どの部活も定時制高校のみが参加する大会になります。
全日制と違い、規模がそれほど大きくありません。
ほとんど未経験から始める人が多いので心配いりません。
私も未経験で硬式テニス部に入り、東京都の大会で入賞できました。
練習は多かったですが、それほど厳しいわけではなく、毎日楽しくできたからだと思います。
通ってみたデメリット
- 大学の一般入試を目指すと勉強が足りない
- サボりやすい
勉強の範囲が狭くて受験科目の範囲をカバーしきれないです。
一般受験での大学入試を考えているのならば、とにかく早めに予備校などに通うことをおすすめします。
3年になってから通っては志望校によって厳しくなると思います。
あとは一般受験で大学を受ける生徒が少なく、推薦や専門学校の希望者が多いです。
受験期のピリついた空気はなく一般で受ける人は周りが勉強してないのでモチベーションの維持が大変かもしれません。
ですが、有名な大学に行く人も何人かいるので不可能ではないです。
また、大学のように授業がない生徒や昼や夕方に登校してくる生徒がいるので校門は開けっ放しで学校への出入りが自由です。
授業のない生徒がホールなどで話しているのでサボろうと思えば授業に出ずサボりやすいです。
どうしても不登校経験者が多いので、出席率が普通の高校と比べれば低いと思います。
授業に半分以上の人が休むということもありました。
ですが相当休まない限りは卒業できないということはないので大丈夫です。
不登校でいきなり通いだしたら疲れてしまうこともあります。
いきなり無遅刻無欠席といわず、無理せず疲れてしまったら少し休むことが大切です。
多少は大目に見てあげてください。
最後に
チャレンジスクールは勉強の心配も少なく、周りも不登校経験者が多いので全日制の高校よりハードルが低く通いやすいと思います。
中学で学校に行けなかったり、休みがちだったけど高校から自分を変えてみたいと思っている子どもにピッタリの学校です。
普通の受験とは違う対策が必要ですので説明会に行ってみてはいかがでしょうか。