不登校が勉強しない理由5選
こんにちは、とみおです。
今回は不登校がなぜ勉強しないかについて書いていきたいと思います。
子どもが不登校になり家に居てもスマホやゲームばかりで勉強していないなんてことありますよね?イライラしてしまうでしょう。
不登校になってしまうと勉強の習慣がない子どもはやらなくなると思います。私も家でやる習慣は無かったです。成績は中の上くらいでしたが、びっくりするくらい分からなくなりました。
そんな経験から今回は不登校が勉強をしない理由とどうしたらやるようになるか紹介していきたいと思います。
不登校がなぜ勉強しないか
- 授業がないからやらない
- 目標がない
- やり方が分からないから続かない
- 成功体験がない
- 他に誘惑がある
主にこの5つが考えられます。
それぞれ解説していきたいと思います。
授業がないからやらない
当たり前ですが、学校に通っていれば嫌でも勉強する環境ができています。しかし不登校になると習慣がない限りは自発的にやるのは難しいはずです。勉強を好きだと思う子どもは少ないと思います。
そもそも勉強は好きでない人が多いと思います。理由は学校などの環境に勉強を強制的にやらされていたからです。人間は自分の意思でやらないとその物事を嫌いになりやすいです。
ですが、学校=勉強するところだと思っているでしょうし、周りの人もみんなやっている当たり前のことなので疑問に思わず好きでなくてもやっているのです。
そこから解放されたらわざわざ好きでもないことはやらないはずです。
目標がない
目標がないと何のために勉強するのか分かりません。
例えば、
- 行きたい学校ができた
- 取りたい資格ができた
- 将来やりたい事を見つけた
このようなことなら、その分野の勉強は何が必要かはっきりしています。また明確な目標があるので本当にやりたければ頑張れるはずです。
ですが、本当に見つけられる子は少ないです。大人になってもやりたいことがない人だっています。やりたいことも分からないのに続けることに意味を見い出せないと必要性が分からず、続けることが難しいのです。
やり方が分からないから続かない
これが結構多い理由です。
不登校になると少なからず勉強の遅れは気にしているはずです。なので教科書を開いて読んで見たり、問題集を開いてやってみたりします。ですが教えてくれる人がいないといくら考えても分からないです。そうすると結局やっても分からないから投げ出してしまいます。
学校に行っていれば先生や友達に分からない箇所を聞けばすぐ教えてくれるでしょう。ですが自分で手探りでやっていくとつまずいてもすぐ投げ出してしまいます。
私もそうでしたが、勉強しようと教科書を開いても進むほど自力ではできないです。なのでいくら考えても分からないので投げ出し、できないまま時間だけが流れていきます。
成功体験がない
何事も上手くいったり褒められたりしないと続けることが苦になってきます。このような体験が今まで無かったのではないかと思います。
- テストの点数がいつも低い
- 成績が悪い
- 授業で当てられても答えられなかった
このような理由から過去に上手く言った例がなく、苦手意識がついているかもしれません。
改善しようと思っても苦手意識があるとなかなか続かないので、勉強が嫌いになっていく悪循環になります。
他に誘惑がある
勉強より楽しいと思える誘惑はたくさんあります。
- スマホ
- 動画
- ゲーム
- マンガ
- テレビ
勉強はやっていても楽しくないですが、これらのことは時間を忘れるくらい没頭できます。
また勉強に集中していてもスマホなどが目に入ると気になって少しだけ操作するつもりが気づけば1時間以上やってしまうこともあります。勉強中も少し躓くとこれらのことを考えてしまい集中できずに続かないのです。
勉強してもらうには
塾や家庭教師など勉強の環境を整えるのはいいと思いますが、
結局のところ本人が自発的にやろうと思えない限り勉強は続きません。
周りがいくら環境を用意しても無駄に終わります。
やはり一番続けられるのは
興味や目標を作ってあげることです。
興味や目標ができるとモチベーションも上がり、多少苦な事でも続けられます。そのためには子どもに行動をしてもらうことが必要になります。
行動してもらうには以下4つが大事になります。
- 禁止しない
- 強制しない
- 行動がとれるよう誘導する
- 肯定する
詳しくは私が過去に書いた以下のブログで紹介していますので参考にしてみてください。
私は高校受験の際、入りたい高校があったので勉強を始めました。それまではやはり勉強は好きではなかったですが塾にも通わせてもらい、続けることができました。私は高校に入るのが目標でしたが、もっと夢がはっきりしていればなおモチベーションが上がると思います。
また、子どもが勉強を始めるのに困ったらこちらも過去に紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
最後に
学校復帰が難しくなるのは勉強の遅れも大きく関係しています。ですが学校に行かないと勉強からはどうしても遠ざかってしまいます。
子ども本人も危機感は持っているはずです。しかし不登校になったばかりだとなかなか気持ちが勉強に向かないことが多いです。
不登校になって元気が戻ってきたら勉強や将来のことについて話し合ってみてください。