連休明けに子どもが学校へ行きたくない理由
こんにちは、とみおです。
今回は連休明けに子どもが学校に行きたくなくなるのはどうしてかという事について書いていきたいと思います。
夏休みや連休明けは誰でも仕事や学校に行きたくないですよね?特に学生のうちは夏休みなどは長いので嫌になるのは当たり前のことだと思います。
不登校は長期休み後増加傾向にあります。
私も夏休み明けに不登校になりました。その経験から長期休み後に行きたくなくなる理由と対応策を書いていきたいと思います。
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習慣が崩れる
習慣が崩れることが長期休み後に休んでしまう一番の原因です。
休み前までに感じていた不満などが大きくなってしまい行けなくなります。学校に行くのは今まで習慣だったので行くことに対してハードルが低くなっていました。
しかし、長期休みに入ると登校する必要がないので、朝はいつもの時間に起きなくていいので、夜更かしなどで生活リズムが悪くなっていきます。
月曜に行きたくないのも同じ理由で、土日で習慣が途切れるからです。ですが、2日程度ではそこまで崩れるわけではないので何とか通うことができたりもします。
また勉強が好きな子どもはそういないので、ほとんどの子は授業がないからと勉強する時間が短くなり、その時間がゲーム、テレビ、スマホ、マンガなどに変わってしまいます。
そうなるといざ学校が始まった時に勉強以外の事をしていた時間に授業となり嫌になってしまいます。
休み前から不満があった
習慣が崩れたことに加え、休み前から抱えていた問題に対応する力が失われたことも一因です。
- 人間関係がうまくいっていない
- 勉強についていけない
このような理由から長期休み前に学校に対して何かしらの不満があったのだと思います。休みに入ってしまえばこれらの悩みは考えなくていいので気にならなくなります。ですが、いざ学校が始まるときになって再燃し、今までは対応できていた力が長期休みによって失われてしまったのです。
私も夏休み明けに学校に行けなくなりました。夏休み前にも週に1日程度休んでましたが、長期休みというゴールが見えていたのでなんとか通えていました。しかし、休み後の事は一切考えていなかったのでいざ始まるというときに、またあの嫌なところに行かなければ行けないのかと思うと嫌になって不登校になりました。
どうしたらいいのか
- 始まる前から生活リズムを整える
- 逃げ道を作る
長期休み明けは生活リズムが変わってしまい元に戻すのに時間がかかってしまいます。なので始まる一週間前くらいから元の時間に起床させるなどが効果的です。
行くことにハードルを下げてあげましょう。毎日休みだったのにいきなり行けと言われると嫌になります。まずは可能であれば1週間くらい前から起床時間や就寝時間を登校日と同じようにしてみるといいです。そうすればまずは朝起きるというハードルが下がります。
また逃げ道を作ってあげましょう。
- 遅刻や早退を認める
- 嫌になったら休んでもいい
このような逃げ道があると失敗した時の保険があるので気持ちが少し軽くなります。なので嫌になったら遅刻や早退、週に2日程度は休んでもいいなど決めるといいと思います。
私が不登校になったとき、欲しかったひとことは
「頑張って行ってみよう」ではなく、「無理だったら休んでもいいよ」という言葉です。
当時は学校に行かなければならないというプレッシャーと戦っていました。周りからは頑張れと言われ、もしもダメだった時にはもう終わりだと自分を限界まで追い込んでしまいました。結局行けなくなり、しばらくは何もする気が起きなかったです。
もしもこの時に「無理なら休んでもいい」と言われていたらもっと気持ちが軽くなっ
て落ち込みことはなかったかなと思います。
最後に
昨今は新型コロナウイルスの影響で夏休み以上の長期休みになってしまったはずです。これによりいつも以上に行きたくないという子どもが増えているのではないかと思います。
例年よりは短いでしょうが、まだこれから夏休みもやってきます。2020年は特に注意が必要です。