不登校が安心して過ごせる居場所とは?
こんにちは、とみおです。
今回は不登校の居場所作りの大切さについて書いていきたいと思います。
なぜ居場所がいるかというと不登校になってしまうと、自分のことを追い込んでしまいがちになり、心に余裕がないので回復させてあげることが必要です。そのため安心して休める場所が必要になります。
しかし不登校になってしまうと以下の理由などから家に居づらくなってしまいます。
- 家族になにか言われる不安
- 学校に行けない罪悪感
- 両親に迷惑をかけている
1番大きいのは家族の存在です。なにか言われる、言われなくても自分のことをよく思ってないのではないかなど考えてしまいます。
私も最初は親と喧嘩したりして居づらかったです。それから親は行きたくなったら行けばいいのスタンスを取ってくれましたが、それでも何を考えているのか分からなくて居づらかったです。
安心できる居場所とは
- 不登校への理解がある
- 自分を攻撃する人がいない
- 自分の事を肯定してくれる
不登校への理解がないと嫌なことを言われたりやらされたりするのではないかと思ってしまいます。まずは不登校に理解を示し、「何が合ってもここにいれば大丈夫」という事を伝え安心させましょう。
そしてこれは誰でもそうですが、自分のことを攻撃してくる人がいる場所は嫌です。ましてや、不登校はいじめや嫌なことを言われたことがある子も少なくありません。心も弱っていることも多いのでなおさら厳しいものがあります。なので「なんで行かないの?」「理由は?」「そんなことで行かないの」このように言われるだけで嫌なはずです。
また不登校の子は自分のことを最初はあまり好きになれないと思います。やはり周りと比べてしまいがちです。なぜ自分だけ行けないのかなどと悩んでしまうでしょう。そんな時必要なのは自分を肯定や必要としてくれる場だと思います。「あなたは今のままでいい」こんなひとことだけでも救われます。
私は居場所に恵まれていたかなと思います。最初こそ自宅には居づらかったですが、徐々に理解してもらえた様で兄弟以外は何も言ってこず、安心できる場所になりました。その他に適応指導教室なども居場所があり、不登校を前向きに捉えられたと思います。
外にも居場所ができると良い
最初は家を居場所にしてほしいです。というかそれ以外選択肢がないかと思います。家は夜になったら最終的に戻る場所だからです。なので、不登校になってしまったら学校の話や問い詰めたりすると攻撃しているように感じるので居づらいと感じてしまいます。
ある程度元気になってきたのなら次は家の外に作れたらいいです。フリースクールや適応指導教室、図書館、習い事の教室、お気に入りのお店などなんでもいいです。とにかく家以外の場所で安心できることがあるといいでしょう。
なぜ外に居場所があるといいかと言うと
- 家に居ると家族としか会わない
- 体力が落ちてしまう
- いろいろと考え込んでしまう
家の中にだけいると家族としか会わず、他の人に会う機会がなかなかないです。またやることがないとどうしても考え込んでしまい、気持ちが暗くなってしまいます。
外の世界でさまざまな人に触れることで思いがけない話や出会いがあります。フリースクールや適応指導教室に行けば友人ができいるかもしれませんし、出かけたところで興味が出る事が見つかるかもしれません。
私は家に居た時はもう人生終わったと本当に思っていました。しかし適応指導教室に通って友人もでき、相談員の方に出会って「学校だけが全てじゃないよ」と言われてから気持ちが前向きに変わりました。
ただし、無理やり引っ張り出したりするのは絶対にやらないでください。あくまでも子ども自信が外に出たがらないとダメなのでその手助けをしてください。
買い物に行くとき誘ってみたり、近所などは知り合いに会うかもしれないと思っているので、休日に少し遠くに出かけないか聞いてみたりして外に出るきっかけを作ってあげてください。
最後に
不登校になってしまうと家に居づらくなったり、他の人に会うかもしれないので外に出られなくなったりしてしまいます。常に誰かの目を気にしており安心できない状況です。
まずは何が合っても家に居ていいという事を伝えてください。そのひとことで安心できるはずです。