不登校相談所

中学3年間の不登校経験から、同じような経験をしている子どもや両親の助けになればと思い発信します。

子どもが行動してくれるかもしれない4つの方法

 

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こんにちは、とみおです。

 

不登校になってしまうと家に居て何もやらないので将来が気になってしまうのではないでしょうか?元気が出てくると家で暇になってきます。ですがゲームやスマホばかりで勉強もせず言うことも聞いてくれないなんてこともあるでしょう。

 

私もそうでしたが 

 

そこで今回は不登校を行動に移させる方法について紹介していきたいと思います。

 

 

 

禁止しない

 

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ゲームにスマホ、PCなど学校に行かず勉強もしないでやっていたらイライラしてしまうのではないでしょうか?なので使用に制限や禁止をかけたりしたくなると思います。

 

ですがこれは逆効果です。

POINT

人間は禁止されるほど逆にやりたくなってしまうのです。勉強してほしいと思うでしょうが、他のことを禁止したからと言って勉強をするとは思えません。あえて禁止するのではなく、気の済むまで遊ばせた方が逆にやる時間は少なくなるでしょう。

 

また、スマホやパソコンはインターネットと繋がっているのでさまざま情報を知ることができます。両親には話せない悩みや、興味のあることなどを調べられます。禁止や制限をかけてしまうと自分で情報を調べられないので可能性を狭めてしまいます。




強制しない

 

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  • 自分の意思で選択しないと続かない 
  • 反抗心がわいてくる

 

誰でも両親などから勉強しなさい、家事を手伝いなさいなどと言われたことありますよね。そうすると何故かむっとして反抗心からやる気が無くなった経験ありませんか?

 

これはなぜかというと、

他人に決められたことで自分の意思で選択したわけではないからです。

 

不登校に限らず、人間は自分で行動したと思わないと良い気がしません。なのでテキストなどを子どもに買ってきて、「これをやりなさい」と言っても反抗心がわいてやらないでしょう。

 

ではどうしたらやるかというと、

自分で選択したと思うことです。

自分で決めたことは頑張ろうという気になり、続けられます。

 

例えば、どうしても歌手になりくて売れるまでバイトをしながら路上ライブなど地道にやり、やっと売れたという人がいます。この人は自分でなりたいから頑張れたわけで、これが他人に「お前は絶対歌手になれ!」と言われてやっていたら途中で挫折してたと思います。

 

自分で選んだことでなければ、最初はできるかもしれませんが苦痛で長くは続けられないです。




行動をとるよう誘導する

 

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  • 自分で選択をしたと思わせる 
  • 子どものためにやった事と思わせない 
  • やりたくなったらやってと言うのも効果的

  

 

子どもにどうしたら思ったとおり行動してもらえるか、それは行動をとれるように誘導することです。

 

言い方を変えると、

自分で選択したと思わせることです。

まくいけば子どもは行動してくれるかもしれません。

 

どうすればいいかというと、強制やおすすめをせず意識させればいいのです。

 

例えば運動させたいのなら運動器具を買ってリビングなど目の付くところに置きます。そして両親が「私が使おうと思って買った」と言いましょう。子どものために買ったわけではないと言うことが重要です。両親がその器具で運動しているところを見せたりしてください。すると自分もやってみたくなるはずです。

 

子どものために買ったと言ってしまうと、前述した強制になってしまうのでやってはくれないでしょう。ですがこのような方法なら親が使うものを自ら借りてやったと言うことなので自分の意思で選択したことになります。

 

他人が楽しそうにやっているとうらやましくなりませんか?人間は自分が持ってないものを見るとうらやましくなったり気になったりしてしまいます。

 

もう一つ有効なのは、

POINT

本や勉強のためのテキストを買い、「やりたくないならやらなくていい。もしやる気が出たらやってみて」と言うことです。

 

この場合最初は強制されているようでやらないかと思います。しかし勉強などは休んでいると遅れが気になってくるのでそのうち始めるかもしれません。これは自分の意思でまずいと思ったら始められるので効果的です。


私はこの方法で父親が何冊か買ってきた本を読みました。「気が向いたら読んでみて」と言われ、最初は読むのめんどくさいからいらないと思っていましたが、やることが無かったりして何かしなければと思い、気付けば読みだしていました。


肯定する

 

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子どもの全てを肯定しましょう。応援されたり肯定された方が頑張ろうと思えるはずで

す。習い事したいと言い出したら経済的に余裕があればやらせてみるといいですし、とにかく否定することはやめてください。

 

何か新しいことを始めたいと子どもが言ってきたら「これを続けるのは大変だ」、「たくさんやらないとダメだ」こんなことを言われると新しいことを始めたくても否定されてしまうので言い出せなかったり何言っても無駄だと思い、探すこと自体をやめてしまうかもしれません。

 

子どもがそれを伝えると言うことは、そのような事を言ってほしいのではなく、ただ肯定や応援をしてほしいのです。否定的な言葉をかけるのではなく、背中を押してあげてください。

 

それに目標ができれば何でも続けられるはずです。勉強が必要になれば始めることだってあるでしょう。家に居て何もしないよりかは間違いなくいい方向に進むはずです



最後に

 

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親が口うるさく言うとやってほしいことと逆効果になってしまうことが多いです。子どもに行動を促すのではなくうまく誘導してあげましょう。

両親が「こうしなさい・ああしなさい」というと反抗期の時期だとなおさら逆のことをしたくなります。禁止や強制ををしないと子どもからも両親と深い話しもできるでしょう。

 

そして何も言わなくても子どもはどこかで悪いなと感じており、変わろうと必ず思っています。