経験した私が伝える!不登校は甘えではない理由!
こんにちは、とみおです。
よく不登校は甘えじゃないかと思ったり、周りから言われたことはありませんか?
このような考えを持つ人はたくさんいると思います。
実際にその人たちの言うことも一理ありますし、考えはそれぞれです。
ですが私は不登校は甘えではないと思います。
そもそも不登校は誰でもなる可能性があります。
私もまさか自分が不登校になるとは思わなかったです。
いじめもなく、小学校までは普通に毎日通えていました。
それでも急になるわけです。
不登校は全国的に増加傾向にあります。
もはや甘えだと言って終わらすことのできない問題です。
そこで今回は私の経験も踏まえ、不登校は甘えではないということをお伝えできたらと思います。
不登校は甘えているとは思えない
学校に行けないことだけの結果を見れば甘えに見えるかもしれません。
ですが他の人は当たり前のように学校へ通っているので、行けないことの方がよっぽど苦しいです。
それでも行かないという選択を取るということは甘えているのでしょうか?
学校に通える子どもは不登校について、授業サボれていいなとか家に居て楽そう、などと考えていると思います。
ですが実際に休んでみると、周りはできるのにどうして自分だけ行けないんだと考えてしまいます。
どうしても人間は他人と自分を比べてしまうので劣等感を感じるのです。
精神的にもきついので、学校に通える方が何倍も気持ちは楽だと思います。
じゃあ行けばいいでしょと思うかもしれませんが、行けたらほとんどの不登校は解決します。
本人も行けるなら行きたいはずですが、行けないのです。
ここで甘えだなどと言えば追い打ちをかけるだけでしょう。
また不登校は家に居るので同じような仲間ができにくく、その場合は常に孤独との戦いです。それでもこの選択を取れるということは甘えているとは思えません。
甘えと言われてしまう理由
- 不登校経験がないので理解されない
- 自分は嫌でも行っていたという押しつけ
- 日本では逃げずにあきらめないことが美学とされてきた
甘えだという人たちは不登校の経験はほとんどないはずです。
不登校経験者や専門家でない限り理解は難しいかと思います。
経験したらとても甘えのひとことで片付けられないからです。
中にはいじめられていたけど無理して行っていた、親に行かされていたなどという人はいるはずです。
確かにその人たちは苦しみながらも通えた事はとてもすごいことだと思います。
しかしそれは結局自分は苦しんでも行ったのだから、みんな行くべきだという押しつけでもあります。
自分はこうだったのに!と納得ができないのだと思います。
また、日本では何事も最後まであきらめずにやり抜くことを美学のようにされていますよね。
逃げたりあきらめる人に大していいイメージを持てない人が多いと思います。
そのような考えを持つ人は不登校が甘えだという人は少なからず思っているのです。
ですが、不登校は全国的に増加傾向にあります。
少子化で子どもは減少傾向にあるのにです。
もはや甘えのひとことで片付けられない社会問題です。
この時代不登校になってしまうのは何ら不思議なことではないと思います。
逃げる・あきらめることの大切さ
私は不登校になってこのことが本当に疑問に思うようになりました。
嫌なことをやり続けたらストレスが溜まってしまいます。
無理をして最後までやり遂げる必要はないのではないのではないかと思います。
誤解しないでいただきたいですが、私が言いたいのは精神的に追い込まれるくらいならあきらめたり、逃げることも大切だということです。
自分の目標のためにどんなことでもあきらめず挑戦することはとても素晴らしいことです。
ですが逃げ出すことを教えず、我慢してやり遂げることが美学という風潮が先進国の中で上位に入るほど自殺者数が多いのではないかと思います。
追い込まれて死んでしまうなら、自分を守るために逃げ出した方が絶対にいいですよね。
不登校になっても自殺を選ばなかったという、とても正しい選択なのではないでしょうか。
両親だけは味方でいてあげてほしい
- 不登校になる子どもは優しく繊細な子が多い
- 自立がむずかしい年齢なので便りは両親
- 噂などは気にしないことが一番
教育を間違えたのではないかと悩むご両親もいるかと思います。
そんなことはありません。不登校の子どもは繊細で優しい子が多いと言います。
むしろとてもいい子に育ったということだと思います!
(私は例外でしょうが...)
学校などの周りの環境がただ合わなかっただけです。
しかし、両親に見放されるとまだ自立しようにもできない年齢です。
どうすることもできません。
別に学校に行かなかったくらいで子どもの人生がダメになるわけではないです。
何が合っても子どもの味方でいてあげてほしいと思います。
不登校になってしまうとあらぬ噂を立てられたりすると思います。
ですが、何も法に触れるような悪いことをしたわけではありません。
私は結構狭い町で育ったので、変な噂が合ったとかもしれません。
両親も何か言われていたのか分かりませんが、気にしている感じはなかったです。
本当は気にしていたのかもしれませんが、そんなそぶりを私に見せなかっただけかもしれません。
とても感謝しています。
最初は難しいと思いますが、気にしないことが一番です。
子どもは今は思わないかもしれませんが、将来的に必ず感謝するはずです。
私もまだ難しいですがいずれ最高の親孝行をしたいと考えています。
最後に
不登校は甘えに見えるかもしれませんがそんなことはないです。
決して学校に行かないからと言って責めることはしないでください。
不登校になったからと言って、子どものすべてが決まるわけではありません。
色々な道があるので、それほど重く考えなくても大丈夫です。